第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門にてパルムドール賞を受賞した最新作『万引き家族』を
是枝裕和監督自ら小説化。是枝監督が小説で描き出す、「家族の絆」とは―――。
「彼らが盗んだものは、絆でした」
とある住宅街。柴田治と息子の祥太は、スーパーや駄菓子店で日々万引きをして生計をたてていた。
ある日、治はじゅりという少女が家から閉め出されているのを見かねて連れて帰ってくる。
驚く妻の信代だったが、少女の家庭事情を案じ、 一緒に「家族」として暮らすことに。
年金で細々と生きる祖母の初枝、JK見学店で働く信代の妹・亜紀。6人家族として幸せに暮らしていた。
しかし、ある出来事を境に、彼らの抱える 「秘密」が明らかになっていく―――。
内容(「BOOK」データベースより)
「犯罪」でしかつながれなかった―。万引き・年金不正受給・虐待…。是枝監督が自ら描く、映画ではかなり尽くせなかった「家族」の在り方。
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是枝裕和:
日本当代电影大师,1962年生于日本东京,早稻田大学文艺学科毕业后,加入TV Man Union拍摄纪录片,关注的题材多具社会关怀及人文主义色彩。1995年执导由宫本辉同名小说改编的《幻之光》获得威尼斯影展新导演及最佳摄影奖,2004年以真实事件改编的《无人知晓》,14岁的柳乐优弥凭此片荣获戛纳影展最佳男主角奖。2018年凭《小偷家族》摘得戛纳影展金棕榈奖,成为历史上第四位获得金棕榈奖的日本导演。著作有小说《步履不停》《比海更深》《如父如子》《下一站,天国》《奇迹》等,随笔集《有如走路的速度》《拍电影时我在想的事》等。
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两人一起笑了起来。 “父母是没办法选择的,照理说。” “可是……像我们这样,自己做出的选择才更牢靠吧?” “什么?” 初枝问。 “是什么呢…羁绊哟,羁绊。” 信代故意半调侃地说道。太直白的话,信代觉得不好意思直接说出口。 “我也一样,选择了你。” 听信代这么说,初枝兴致也高兴起来。
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