否定神学的マルチチュードから郵便的マルチチュードへ――。
ナショナリズムが猛威を振るい、グローバリズムが世界を覆う時代、新しい政治思想の足がかりはどこにあるのか。
ルソー、ローティ、ネグリ、ドストエフスキー、ネットワーク理論を自在に横断し、ヘーゲルのパラダイムを乗り越える。
著者20年の集大成、東思想の新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。
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東浩紀(あずま・ひろき)
1971年東京生まれ。批評家・作家。ゲンロン代表。
東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。
専門は哲学、表象文化論、情報社会論。
著書に、『存在論的、郵便的』(1998年、サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、
『動物化するポストモダン』(2001年)、
『クォンタム・ファミリーズ』(2009年、第23回三島由紀夫賞)
『一般意志2.0』(2011年)
『弱いつながり』(2014年、紀伊國屋じんぶん大賞2015)ほか多数。
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