飯嶋律とさまざまな妖魔との出会いが織り成す魅惑的な不思議絵巻。
行方不明だった伯父の開が戻って来た。
だが、その男は本当に開なのか!?
戻って来た開を巡る恐怖譚「鬼の帰館」の他計6編を収録。
大人気シリーズ、待望の最新刊登場。
【22巻目次】
「鬼の帰館」
「一番背の高い木」
「美貌の箪笥」
「二つの穴」
「忘れられた宴」
「遊戯の季節」
★著名人各氏も絶賛の声
・萩尾望都
軽妙な会話。
ほっとするユーモア感。
なんだか、和三盆の和菓子のような、甘やかな品の良さ。
さらりとした風の感触。
いつ読んでも味わいのある、そんな作品だ
・夢枕獏
今市子、いまだ枯れず。
その才、おそるべし。
・三浦しをん
「百鬼夜行抄」は私にとって、
夕暮れどきに窓辺で読みたい作品だ。
自分の心の奥底に渦巻くものと、
窓の向こうから押し寄せる
異界の気配とを感じながら。
――以上、『百鬼夜行抄』22巻ベストセレクションより
・小泉今日子
背筋が凍るような怖さも感じるのだが、
読後感はなぜかファンタジーのよう。(中略)
怪談嫌いな私なのに、
いつのまにか妖魔たちの抱える悲しみに感情移入してしまうのだ。
――2008年8月10日:読売新聞「1日で読めるめちゃめちゃおもしろい本」コーナーより
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