サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器“レギオン”による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。そう―表向きは。本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。“存在しない“第86区””。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜“有人の無人機”として戦い続けていた―。死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遙か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官”となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる―!第23回電撃小説大賞“大賞”の栄冠に輝いた傑作、堂々発進!
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上头是万里无云,广阔到仿佛能吞尽万物的蔚蓝虚空。而底下由矢车菊的琉璃色与嫩叶的翠绿色构成精美马赛克图案的草原,则化身为沉眠于这片战场的数百万具八六的白骨的巨型墓碑。
「现在的军方根本就成了失业救济站嘛。研究部还算好,其他单位几乎都塞满了混吃等死的大号码区白痴。」 共和国现行的行政区以第一区为中央,透过中心正方形数的形式为其余行政区标上编号。而号码越大的区域,居住环境、治安和教育水准越为低落,失业率也越高。 「等到两年后『军团』消灭了,是要怎么办啊?没在战争的时候,挂着『军方退役』的头衔也不会比较好找工作呀。」
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