『東京物語』などの名作を生んだ日本映画界の巨匠・小津安二郎。日本間でくらす家族の日常をローアングルと呼ばれる独自のカメラワークで端正に描きました。本書には、映画づくりに欠かせなかった特注の三脚や直筆の絵コンテ、日記、「グルメ手帖」などのゆかりの品と、「映画の味・人生の味」を含むエッセイや発言録を収録します。
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小津安二郎(おづ やすじろう)映画監督(1903-1963)
東京の深川に生まれ、三重県松阪で少年期を過ごす。1923年、松竹キネマ蒲田撮影所に撮影部助手として入社し、27年に『懺悔の刃』で監督デビュー。戦前から戦後にかけて日本映画の巨匠として数々の傑作を生んだ。53年、代表作『東京物語』を撮影し、晩年はコンビの野田高梧と蓼科に滞在して作品を執筆。私生活は母と二人で住まい、生涯独身で通したが、映画では娘の嫁入りをめぐる父の姿をよく描いた。作品には『麦秋』『秋刀魚の味』など。手がけた54本のうち37本が現存。
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くらしの形見
小津安二郎の言葉
丸之内点景
車中も亦愉(またうれ)し
僕は映画の豆監督
小津安二郎芸談
ライス・カレー
僕は年をとったらしい
ここが楢山
泥中の蓮を描きたい
性格と表情
映画の文法
映画の味・人生の味
逆引き図像解説
この人あの人
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“卢沟桥事变“那会儿,我在第一线参加修水河渡河战。战壕旁边有一株杏树,绽放着美丽的白色花朵。中国军队开始进攻,迫击炮弹咻咻地飞来,机枪和步枪哒哒哒地射击,枪声中间或响起炮声。白色的花朵被这些爆音和风吹散,零落的景致无比动人。我一边看着花朵一边想,原来要想描写战争,也能用这样的手法啊!
在我看来啊,所谓电影,拼的就是一个余味。
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