猫を棄てる

作者：村上春樹

副标题：父親について語るとき

出版社：文藝春秋

出版年：2020-04

ISBN：9784163911939

行业：其它

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内容简介

村上春樹が初めて自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。

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作者简介

1949（昭和24）年、京都府生れ。早稲田大学文学部卒業。

1979年、『風の歌を聴け』でデビュー、群像新人文学賞受賞。主著に『羊をめぐる冒険』（野間文芸新人賞）、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』（谷崎潤一郎賞受賞）、『ねじまき鳥クロニクル』（読売文学賞）、『ノルウェイの森』、『アンダーグラウンド』、『スプートニクの恋人』、『神の子どもたちはみな踊る』、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』など。『レイモンド・カーヴァー全集』、『心臓を貫かれて』、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、『ロング・グッドバイ』など訳書も多数。

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读书文摘

换句话说，我们不过是无数滴落向宽阔大地的雨滴中寂寂无名的一滴。是确实存在的，却也是可以被替代的一滴。但这一滴雨水中，有它独无二的记忆。一粒雨滴有它自己的历史，有将这历史传承下去的责任和义务。这一点我们不应忘记。即使它会被轻易吞没，失去个体的轮廓，被某一个整体取代，从而逐渐消失。不，应该说，正因为它会被某一个整体取代从而逐渐消失，我们才更应铭记。

历史不是过去的东西。它存在于意识内部，或者潜意识的内部，流成有温度、有生命的血液，不由分说地被搬运到下一代人那里。从这个层面来看，我在这里写的是一个人的故事，同时也是构成我们生活的整个世界的、恢宏故事的一部分。尽管是极小的一部分，但它毫无疑问是其中的片。

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